薄毛で髪のボリュームがなく、パーマをかけても自然に見えないことがあり、お悩みの方は多いのではないでしょうか?
薄毛の人でもツイストパーマをかけることで自然な髪の動きとボリュームを出し、髪型のバリエーションを増やすことができます。なぜなら、ツイストパーマは、自然なウェーブを出すことができるため、自然な髪の動きを実現できるからです。
この記事では、薄毛の人がツイストパーマをかける前に知っておくべきことや、スタイリング法について説明します。ぜひ、最後まで読んでください。
目次
- ツイストパーマとは?
- 薄毛の人がツイストパーマにするメリットとは?
- ツイストパーマに適した髪質とは?
- 薄毛の人がツイストパーマにする前に知っておくべきこととは?
- 自分に似合うツイストパーマのスタイルを見つけるにはどうすればいい?
- 薄毛の人がツイストパーマにする前に確認することとは?
- 薄毛の人がツイストパーマをした後はどうすればいい?
- 薄毛の人がツイストパーマをした後に気を付けたい髪や頭皮のトラブルとその対処法とは?
- 薄毛の人がするべき、ツイストパーマをきれいに出す方法とは?
- まとめ
ツイストパーマとは?
ツイストパーマとはどのようなパーマでしょうか?
ここでは、ツイストパーマについて2つ紹介します。
- ツイストパーマの特徴とは?
- ツイストパーマのかけ方とは?
以下で、1つずつ詳しく説明します。
ツイストパーマの特徴とは?
ツイストパーマの「ツイスト」は「ねじる」という意味の英単語です。ツイストパーマは「ピンパーマ」の1つで、ピンを留めてカールを作ります。
ツイストパーマの決め手は、ねじる時の毛を取る量やねじる回数などです。どんな感じの仕上がりにしたいかの希望を美容師さんに伝えれば応じてもらえます。ふんわりした雰囲気がお望みであればピンパーマもおすすめです。
ツイストパーマのかけ方とは?
一定量の髪の毛を取って毛束をねじり、ねじった毛束を指に巻きつけて形をつけ、その状態をピンで固定してパーマをかけます。ツイストパーマに必要な髪の毛の長さは、指に巻けるくらいの髪の毛で5㎝くらいです。
指に巻いたことでカール、更にねじりっているので髪の毛1本1本に細かいウェーブがかかります。ねじる毛束の量、ねじり方の強さ、巻きの強さと大きさで、カールやウェーブが調整でき、仕上がりの印象を好みに合わせられます。
薄毛の人がツイストパーマにするメリットとは?
薄毛の人がツイストパーマにするメリットにはどのようなことがあるのでしょうか?
ここでは、薄毛の人がツイストパーマにするメリットを3つ紹介します。
- 髪がボリュームアップする
- セットがしやすくなる
- ヘアスタイルの幅が広がる
以下で、1つずつ詳しく説明します。
髪がボリュームアップする
ツイストパーマはふんわりした感じに仕上がり、ボリュームがアップします。ねじり方で強弱がつくので、薄毛をうまく隠せるようなデザインをオーダーしましょう。ツイストパーマをかけるのに必要な髪の毛の長さは5cmくらいです。長すぎてもボリュームが出しにくいので、ちょうどいい長さかは美容師さんに相談してみましょう。
セットがしやすくなる
ツイストパーマだけではなく、パーマは髪にクセをつけるので、ワックスやジェルで簡単にセットできます。スタイリング剤を使い分ければ、たとえばワックスではマットに、ジェルでは少しウェットに仕上げられ、色気のある雰囲気にできます。
セットがしやすいのは、パーマの魅力です。
ヘアスタイルの幅が広がる
パーマは毛先にも流れが出るので、ヘアスタイルの幅が広がります。パーマはセットも楽でスタイリングも決まりやすいのが特徴です。髪型をその日の気分で楽しめて、新しい自分を発見することもあるでしょう。
薄毛を隠すためによくしてしまうのが、髪を伸ばして隠すことです。髪を伸ばして隠すとどうしてもスタイリングが不自然で、清潔感もなくなりがちです。薄毛を気にしないで髪のスタイリングを楽しめるのは、パーマをかけるメリットと言えるでしょう。
ツイストパーマに適した髪質とは?
細くて柔らかい髪の毛から太くて硬い髪の毛まで、いろいろな髪質がありますが、ツイストパーマに適した髪質とはどのような髪質でしょうか?
ここでは、ツイストパーマに適した髪質を2つ紹介します。
- 細かく柔らかい髪質
- 柔らかくクセがある髪質
以下で、1つずつ詳しく説明します。
細かく柔らかい髪質
ボリュームが出にくい、細かく柔らかい髪質にツイストパーマはおすすめです。ふんわりとしたボリュームが出るため、ボリュームのなさの悩みを解決してくれます。
強めにかけるとチリチリした質感になりますが、個性的でハードな印象なので、ストリート系ファッションと好相性です。また、ゆるめにかけると無造作な感じになり、パーマ初心者でも気軽に楽しめます。
柔らかくクセがある髪質
柔らかくクセがある髪質の方にも、ツイストパーマはおすすめです。くせ毛の方は「毛先にさらにカールがかかってしまわないか」とパーマを迷いがちです。毛先にさらにパーマがかかると丸いシルエットになってしまいます。
しかしツイストパーマなら、くせ毛の本来のくせを抑えながら、髪の毛を縦に流します。 横のボリュームが出ないので、頭が小さく、理想のスタイルに見せやすいパーマです。
薄毛の人がツイストパーマにする前に知っておくべきこととは?
薄毛の人がツイストパーマにする前には、ツイストパーマが薄毛に与える影響を知っておいた方がよいでしょう。
ツイストパーマが薄毛に与える影響とは?
ツイストパーマが薄毛に与える影響としては、次の2つが挙げられます。
- 髪のパサつきが気になる
- 髪の傷みが激しくなる
以下で、1つずつ詳しく説明します。
髪のパサつきが気になる
髪の毛は弱酸性なので、アルカリ性のパーマ液をかけると髪は一定のダメージを受けます。さらに、髪の毛にアルカリ性の液が残っていると「ドライヤーなどで温めた時に変化が起こりやすくなる」「髪の毛のキューティクルがはがれやすく、髪の油分が低下してパサつきなどの症状が現れる」「紫外線からのダメージにも弱くなる」などの症状が起こります。
髪の傷みが激しくなる
もともとヘアサイクルが乱れて髪の毛が細くて短いところにツイストパーマをかけるのは、さらなる化学変化を人工的に加えることです。また、パーマをかけても髪の毛は時間の経過で本来の状態に戻ろうとするので、ところどころパーマがとれたり、かかっていたりなどのムラが生じ、違和感を感じるので「髪がより傷んだ」と感じてしまうのでしょう。
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自分に似合うツイストパーマのスタイルを見つけるにはどうすればいい?
自分に似合うツイストパーマのスタイルを見つけるにはどうすればいいのでしょうか。ここでは、自分がしたいと思う髪型やできる髪型の見分け方や見つけ方を紹介します。
ヘアスタイルの雑誌やネットでイメージを探す
ヘアスタイルの雑誌やネットでイメージを探してみましょう。比較的誰にでも似合い、アレンジがきくのは、ツーブロック×ツイストパーマです。
さらに、ツーブロック×ツイストパーマのスタイルには以下のようなものがあります。
- マッシュ:重めの印象のあるヘアスタイルだが、パーマで動きが出て、さわやかな印象になる
- アシンメトリー:カジュアルにもビジネスにも対応できる
- ソフトモヒカン:トップを少し持ち上げたスタイルで、こなれた印象を演出できる
- ウルフ:毛先の動きがより大きく出して、清潔感もプラス
- アップバング:パーマがかかっていると、前髪を立ち上げても、躍動感やこなれ感が出やすい
大まかなイメージを自分で探して、細かい長さやツイストパーマのねじり方などは美容師さんに相談して決めましょう。
薄毛の人がツイストパーマにする前に確認することとは?
薄毛の人がツイストパーマにする前に確認することには、どんなことがあるでしょうか?
ここでは、薄毛の人がツイストパーマにする前に確認することを2つ紹介します。
- パーマの強さや髪質に合わせた薬剤の選び方
- ヘアサロンの選び方と注意点
以下で、1つずつ詳しく説明します。
パーマの強さや髪質に合わせた薬剤の選び方
パーマは、最初に使う還元剤でパーマ剤の種類を見分けるのが大切です。
還元剤には、以下の2種類があります。
- チオ系:チオグリコール酸 の略。しっかりパーマがかかる
- シス系:システインの略。 自然に仕上がる
さらに、パーマ剤の使い方でもパーマ後の髪の質感が違ってきます。パーマ剤の使い方には、以下の2つがあります。
- コールド二浴式
- 加温二浴式
パーマ剤とパーマ剤の使い方の組み合わせで、パーマのパターンは4つです。選び方の特徴を下記の表にまとめました。参考にしてください。
【パーマ剤とパーマ剤の使い方の組み合わせ】
液剤の選び方 | 向いている髪型や髪質 | |
---|---|---|
シス系コールド二浴式 |
緩いパーマをかける 髪への負担が少ない |
カールが大きめのショートパーマヘア 重めバングをふんわりさせる 細くて軟毛の人 |
シス系加温二浴式 |
持ちがいい大きいカールにしたい 髪を「ふんわり」させたいとき |
細くてバージン毛 コシがない髪質 ショートボブやショートレイヤー |
チオ系コールド二浴式 |
カールをしっかり出したい オールマイティに使える(前処理前提) |
ロングヘアの人 太い髪質の人 バージン毛の人 |
チオ系加温二浴式 |
乾かしてもカールを出したいとき ツヤを出したいとき |
パーマがすぐとれる人 薬液を弾きやすい髪質 髪がパサパサの人 |
4つの中で髪の毛への負担が最も少ない方法は、シス系コールド二浴式です。ガッチリ感が出るチオ系パーマ剤ですが、チオ系パーマ剤を加温してパーマ剤が浸透させる「チオ系加温二浴式」は、太い髪の毛の人にちょうどいいでしょう。加温用に設計されているので、保湿力も併せ持っています。髪のパサつきにもいいので、使い分けてみましょう。
ヘアサロンの選び方と注意点
ヘアサロンを選ぶ場合は、以下の点をチェックしましょう。
- 店のホームページ
- スタイリング写真
- メニュー内容
- 料金や支払い方法
- 店の雰囲気
- 口コミ
- 施術者との相性やヘアスタイルの満足度
インターネットで店のホームぺージをチェックするのは、ほぼ日常的にしているので一番身近な方法です。店のこだわりがホームページにはぎっしり詰まっているので、細部まで見て、自分の好みに合っているかを判断しましょう。
ホームページや広告にはスタイリング写真が掲載されています。スタイリング写真は映っているモデルの年齢や属性なども店選びの判断基準になります。「モデルの年齢や属性が自分とは違う」と感じた場合、店のメインターゲットではないかもしれません。希望の施術を受けられない可能性があるので、別の店を探しましょう。
希望のメニューがあるかどうか、希望のメニューが予算内か、追加の金額は発生しないかなどを確認しておきましょう。また、現金払いのみ、特定のカードしか使えない、現金が使えないなど、支払い方法は店によるので、支払い方法も確認しておくと安心です。
実際に店の前を通ることがあるのであれば、一度、中をのぞいてみましょう。自分の好みの雰囲気かどうかを判断できます。スタイリストやスタッフの服装や雰囲気も同時にチェックしてみましょう。
口コミはあくまでも意見のひとつなので鵜呑みにはできませんが、判断するときには参考になります。評価が低い場合は、理由をチェックしましょう。口コミの公平性や自分にとっての重要度を考えて判断すると、ハズレにくいです。
2回目以降は、施術者と相性が合うかやヘアスタイルへの満足度で判断してよいでしょう。次回の予約を勧められても、気が進まない場合は断りましょう。「自分には合わない」と考えた場合は、あなたに合う別の美容室を探せばよいのです。
薄毛の人がツイストパーマをした後はどうすればいい?
薄毛の人がツイストパーマをした後は、パーマの持ちを良くするケアを行いましょう。
パーマの持ちを良くするケア方法
パーマの持ちを良くするケア方法には以下の2つがあります。
- シャンプーやトリートメントの選び方
- ヘアオイルやヘアワックスの使用方法
以下で、1つずつ詳しく説明します。
シャンプーやトリートメントの選び方
ツイストパーマのダメージは普通のパーマよりかなり強いので、全体的にパサっとした質感になってしまいます。質感が気になる方はダメージヘア用やパーマヘア用のシャンプーやトリートメントを使い、しっかりとヘアケアをしましょう。
ヘアオイルやヘアワックスの使用方法
ヘアオイルは手の平全体に広げて、パーマがかかっている毛先を中心になじませましょう。 なじませるときは摩擦を与えないように、優しいタッチを意識するようにします。
ワックスを適量手に取り全体に伸ばし、髪の内側に手を入れて髪を持ち上げるように髪全体に付ければ、スタイリングは完了です。ワックス+オイルだと艶感がプラスできます。
薄毛の人がツイストパーマをした後に気を付けたい髪や頭皮のトラブルとその対処法とは?
薄毛の人がツイストパーマをした後に気を付けたい髪や頭皮のトラブルとその対処法について紹介します。
パーマがかかった髪の傷みや乾燥によるダメージ
パーマは、髪の傷みとはっきりとした関連はないけれども、原因になりえます。美容院でパーマをかける際にパーマ液を付けすぎたり、頭皮のパーマ液が洗い流せていなかったりすると、髪の毛や頭皮へのダメージは大きく、痛みを伴うこともあります。
髪のダメージへの対処法とは?
髪へ優しい薬剤を使用したパーマ剤でパーマをかけるほかに、髪のダメージを対処する方法には以下のものがあります。
- 次回のパーマは1〜2か月後
- ダメージ用シャンプーを使う
- 技術力のある、信頼できる美容師さんに施術をお願いする
パーマの仕上がりに満足できなくても、すぐにかけ直さず、最低でも1〜2か月は空けましょう。パーマをかけた後は、ダメージヘアに対応したシャンプーやトリートメントで、パーマヘアをいたわりましょう。
確かな技術と信頼の持てる美容師さんに相談に乗ってもらうのが安心です。
髪質や髪に合った適切な方法を選んでくれるでしょう。
薄毛の人がするべき、ツイストパーマをきれいに出す方法とは?
薄毛の人がするべき、ツイストパーマをきれいに出す方法を紹介します。
髪の毛へのダメージを少なくきれいにパーマを出すには?
髪の毛へのダメージを少なくきれいにパーマを出す方法は、以下の手順です。
- 毛先を濡らす
- ムースやワックスを揉み込む
- 弱風のドライヤーで乾かす
パーマは濡れている時が一番はっきりとした状態で、乾くとゆるくなります。自然乾燥が一番きれいにパーマがでますが、自然乾燥は髪が傷むので、弱風のドライヤーで乾かします。
まとめ
薄毛の人がツイストパーマをかける前に知っておくべきことや、スタイリング法について解説してきました。
薄毛の人でもツイストパーマをかけると自然な髪の動きとボリュームが出るので、髪型のバリエーションが増え、髪の毛のおしゃれも楽しめるようになります。
この記事を読んで、「ツイストパーマをかけたいな」と思った方は、行きつけの美容院で相談してみましょう。