おすすめのビタミンEサプリを紹介!しもやけや妊活に効くって本当?効能や副作用についても解説

※本記事は管理栄養士が執筆しております※

妊活中は必要な栄養をしっかり摂るために、サプリメントの利用を検討している方は多いのではないでしょうか。ビタミンEは妊活中に摂りたい栄養のひとつです。基本は食事から摂取することを目指したいですが、不足分はサプリメントで上手に補うことも大切です。

今回はビタミンEを摂取するためにおすすめのサプリメントなどを詳しく説明していきますので、是非参考にしてみてください。

目次

    ビタミンEとは?

    食品に含まれるビタミンEは、主としてα、β、γ、σの4種類あります。脂溶性のビタミンの一種で、脂に溶けだしやすい性質をもちます。ひまわり油やナッツ類、モロヘイヤなどに多く含まれています。体内では心筋や肝臓、副腎などの臓器や筋肉の細胞膜にあり、強い抗酸化作用を持ちます。

    脂質の過酸化を防止することなどから、老化予防のビタミンともいわれています。

    細胞壁や生体膜の機能の維持に関わり、血中コレステロールの酸化を防ぎ、血液の循環をよくする働きが期待できます。

    ビタミンEはしもやけに効く?効能を紹介

    しもやけは、足や手指などの末端の血液の流れが滞ることで起こります。ビタミンEは末梢の血管を広げ、血管の細胞膜の酸化を抑えるため、血管を健康に保ち血行を促進する効果があるとされています。貧血はしもやけを起こしやすくするリスクのひとつです。月経により女性は鉄欠乏性貧血になりやすいため、特に不足がないように摂取するようにしましょう。

    ビタミンEの副作用やデメリットとは

    脂溶性ビタミンは体内に蓄積しやすいため過剰摂取に気を付ける必要がありますが、ビタミンEは他の脂溶性ビタミンと比べ体内に蓄積しづらいため通常の食事では過剰摂取は起こりにくいとされています。しかし、日本人の食事摂取では1日の耐用上限量が定められ、過剰症として血液が止まりにくくなることや、骨粗鬆症、頭痛やかゆみなどを起こすことが知られています。

    ビタミンEの必要量はどれくらい?

    日本人の食事摂取基準では、ビタミンEは1日の目安量、耐用上限量が定められています。

    年齢(歳)目安量(mg)耐用上限量(mg)
    男性女性男性女性
    18~296.05.0850650
    30~496.05.5900700
    50~647.06.0850700
    妊婦+6.5 ー
    授乳婦+7.0 ー

    参照:日本人の食事摂取基準2020年版

    妊活中の男女とも、年齢に合ったビタミンEの摂取を目指しましょう。

    他のサプリメントとの併用は平気?

    ビタミンEと他のサプリメントを摂取する場合、他のサプリメントにもビタミンEが含まれていると、それぞれの使用量を守っても過剰摂取を起こす恐れがあります。また、服薬中は薬とビタミンEのサプリメントが相互作用を起こすことも報告され、禁忌とされている場合もあります。通院・服薬中の方は医師や薬剤師に相談してからサプリメントの使用を検討しましょう。

    ビタミンE摂取におすすめのサプリメント5選

    ビタミンEはその健康効果からサプリメントとしてたくさんの種類が販売されています。

    何を基準に選べばいいのか難しいため、編集部おすすめのビタミンEサプリメントを5つ紹介していきます。

    身体の健康維持に欠かせない|Nature Made ビタミンE

    Nature Madeはアメリカのブランドですが、日本のメーカーが日本人に合わせた配合に作り直し、国内で販売しています。

    1粒にビタミンEが268mg配合され、50粒入り(50日分)で小売価格980円、100粒入り(100日分)で小売価格1,980円と購入しやすい価格で、全国のドラッグストアで販売されています。GMP基準(製造管理および品質管理に関する基準)に沿った品質管理がされ、着色料・香辛料・保存料は使用されていません。

    https://www.otsuka.co.jp/nmd/product/item_111

    • コスパも含有量もいいかと思います。血の巡りを良くしておきたいので定期便にしています。
    • 毎日飲んでいます。指の感触や、爪のさわり心地なんだかいい感じがします。というような口コミがありました。

    ↑SNSでの口コミが見つけられなかったため、アマゾンの口コミを引用しています

    若々しい毎日を送りたい方に|アサヒ Dear-Natura ビタミンE

    Dear-Naturaは国内工場製造で健康補助⾷品GMPに乗っ取った高い品質管理がされ、原材料の受け入れから製造まで一貫管理されています。1粒にビタミンEが140mg含まれ、60粒入り(60日分)で小売価格820円です。日本人向けに作られているため1粒が小さく飲みやすいです。ドラッグストアで購入できます。

    https://www.dear-natura.com/product/detail/vitamin-e-bottle

    偏った生活を正すために利用している、安くて量も多いなどの口コミがありました。

    https://twitter.com/color_frogman/status/1574687019959480320?s=20

    飲みやすさが好評!Now Foods ビタミンE

    Now Foodsは海外の老舗メーカーで、原材料に遺伝子組み換えのものは使っていません。1粒にビタミンEが268mg(400IU)含まれています。250粒(250日分)で3,058円です。

    国内製造はされていないため、ネットで購入する必要があります。GMP(製造管理および品質管理に関する基準)により、高いレベルの品質管理がされています。

    ビタミンE濃度の高い海外製品が欲しい方は、老舗で実績のあるNow Foods の製品を選ぶ方がという口コミが多い印象でした。

    https://twitter.com/oginochika/status/1597131525518417920?s=20

    手軽に始められる|DHC 天然ビタミンE

    1粒約300mgのビタミンEが含まれ、30粒入りで410円とコスパが良いです。国内のドラッグストアで購入できます。DHCはGMP基準(製造管理および品質管理に関する基準)をクリアした国内工場で製造され、国内でトップクラスの認知度を誇る安心と実績があるメーカーです。

    https://www.dhc.co.jp/goods/goodsdetail.jsp?gCode=32452&sc_iid=detail_side_recommend-32452

    口コミでは、赤切れ対策にビタミンEを試して改善された方や、凍傷の予防に使用している方などがいました。

    https://twitter.com/a_goichi/status/1628637737783033856?s=20

    1日1粒でクリア&なめらか!|DHC はとむぎエキス 美容・ビタミンE

    1粒に濃縮されたはとむぎエキス170mg、ビタミンEが10mg配合されています。はとむぎエキスは化粧品などにも使用され、肌の健康を保つ効果が期待できます。ビタミンEの抗酸化作用により肌の老化予防にもつながります。

    https://www.askul.co.jp/p/U897648

    口コミでは、はとむぎエキスのサプリメントを使用し始めてから肌の調子が良くなったことやシミの予防につながっていると実感している方もいました。https://twitter.com/rome__12/status/1628282539688476672?s=20

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    ビタミンE摂取は男性の妊活におすすめ

    ビタミンEは性ホルモンの合成などに関わり、生殖機能を維持する働きがあるとされています。強い抗酸化作用により細胞の老化を防ぐことや、血行促進により酸素や栄養を体に行きわたらせやすくする効果があります。これらのことから、ビタミンEの摂取は男性では精子の増加や精力増加の効果が期待できます。

    男性におすすめの妊活サプリメントの選び方

    男性におすすめの妊活サプリメントを選ぶ基準は3つあります。

    1. 効果があること
    2. 継続しやすいこと
    3. 安全性が担保されていること

    しっかり3食バランスよく食べ、栄養の不足がない方はサプリメントを飲む必要はありませんので、今の食事に合わせたサプリメントを選びましょう。

    また、1日に何度も飲む必要があるものよりも、1回の使用で済むものを選ぶと手軽に続けやすいです。

    安全性については、GMP基準にのっとり、できるだけ国内工場で作られている商品を選ぶことをおすすめします。

    妊活中の男性はビタミンE以外にも摂るべき栄養素はたくさんある

    妊活中はビタミンEを適度に摂っていくことが必要ですが、ビタミンE以外の栄養素もバランスよく摂取することが大切です。栄養素は単体で1つの効果があるのではなく、他の栄養素と相互に働くことも多いです。男性の生殖機能を維持するには、3食の食事とサプリメントで必要な栄養をバランスよく摂取していきましょう。

    ビタミンEの抗酸化活性を再生する「ビタミンC」

    ビタミンEは抗酸化作用がありますが、役目を終えると作用が失われてしまいます。ビタミンCを一緒に摂ると、ビタミンEの抗酸化作用を復活させるためとても相性が良い組み合わせです。

    男性のビタミンCの1日あたりの摂取目安量は、男女とも1日85~100mgが推奨されています。

    赤ピーマンやゆず、アセロラ飲料などに豊富に含まれますが、野菜や果物など様々な食品に含まれています。

    悪玉(LDL)コレステロールの酸化を防ぐ「リコピン」

    リコピンは動植物の色素(黄色や赤色など)のカロテノイドの一種で、スイカやトマトなど赤色の食品に多く含まれています。ビタミンEよりも強い抗酸化作用を持ち、動脈硬化の予防や悪玉コレステロールの減少などに効果があるとされています。

    男性の1日あたりの摂取目安量は、特に国からは示されていませんが、おなじ食品を大量に食べると栄養の偏りが生じるため、様々な食品をバランスよく摂ることをおすすめします。

    抵抗力を高める「ビタミンA」

    ビタミンAはほとんどがレチノールとして存在しており、レバーやうなぎなどの動物性食品に多く含まれています。植物性食品中にはカロテンとして存在し、人参などに多く含まれます。目の機能や免疫力の維持に関わります。妊娠中のレチノールの過剰摂取は胎児に悪影響を及ぼすとされ、摂取量に気を付ける必要があります。

    年代別のビタミンA(μgRAE/日)の摂取目安量

    年齢(歳)推定平均必要量推奨量目安量耐用上限量
    男性女性男性女性男性女性男性女性
    18~2960045085065027002700
    30~4965050090070027002700
    妊婦初期+0  +0
    中期 +0 +0
    後期+60 +80
    授乳婦+300+450

    参照:日本人の食事摂取基準2020年版

    ※推奨量にはプロビタミンAカロテノイドを含む

    ※耐容上限量にはプロビタミンAカロテノイドを含まない

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    今回はビタミンEの効能やおすすめのサプリメント、妊活中に摂りたい栄養素などを紹介しました。

    ビタミンEは血行促進作用や抗酸化作用があるため、しもやけの予防や妊活中に摂りたい栄養素のひとつといえます。

    妊活中は、栄養の偏りがないように、全ての栄養素をバランス良く摂取していくことが大切です。男性の妊活は正しい知識のもとで、効果があることを見極めて実施・継続する必要があります。

    食事をバランスよく摂ることが難しい場合はサプリメントを上手に活用し、無理なく健康な体作りをしていきましょう。

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