「妊活を始めたけれども、なかなか妊娠できないため妊活がしんどい」「妊活についてばかり考えていると毎日がつらい」と感じていませんか。
妊娠できない期間が長くなると、しんどさや辛さを感じる人も多く、対処法について知りたいと思っている方もいるのではないでしょうか。妊活はパートナーと協力して取り組むものであり、パートナーと話すと対処法が見つかるケースも多いです。
本記事では妊活がしんどいと感じるときとその対処法をご紹介しますので、ご参考ください。
目次
- 妊活がしんどいと感じるときはどんなとき?
- 妊活がしんどいときの対処法は?
- 妊活はパートナーとともに取り組むもの!
- まとめ
妊活がしんどいと感じるときはどんなとき?
妊活を始めてもなかなか妊娠できず、しんどいと感じているのはあなただけではありません。妊活を経験している多くの夫婦は、妊活期間が長くなるほど辛さを感じています。
妊活がしんどいと感じてしまうときは、男性と女性で違うこともあるため、お互いどんな時にしんどいと感じるのか事前に知っておくと話し合うときの参考になるでしょう。ここでは
妊活がしんどいと感じてしまうときを男女別にご紹介します。
女性の悩み①パートナーと温度差を感じる
妊活はふたりで取り組むものですが、男性が積極的でないことも多くあります。女性の負担が大きいため、パートナーとの温度差を感じると「私だけこんなに頑張っているのに…」「どうして協力してくれないの?」などとしんどく感じる原因になります。
女性の悩み②毎回くる生理がしんどい・つらい
女性の場合、妊活の結果は生理がくるかどうかですぐに分かってしまいます。生理がきた日は「また妊娠してなかった…」と落ち込みがちです。「経血を見るたびにしんどい・つらい…」と感じている妊活経験者は多いでしょう。
女性の悩み③子どもを産むことに不安を感じる
年齢を重ねると体力も衰えるため、子どもを出産することに不安を感じている女性も多いでしょう。「出産の痛みに耐えることができたら、他のどんな痛みにも耐えられる」「高齢出産は大変」など、一般的に言われている情報に不安を感じてしまいがちです。
男性の悩み①セックスがプレッシャーに感じる
妊活を始めるとセックスがプレッシャーに感じる男性も多いでしょう。妊活を始めるとED(勃起不全)を発症するケースもあります。
排卵日前後にセックスをすると妊娠する可能性が高いため、排卵日が近づくと精力がつく食事を用意されていたり、この日は排卵日だからとプレッシャーを与えられたりするとセックスがしんどいと感じるかもしれません。
男性の悩み②仕事が忙しくて妊活に身が入らない
妊活を行う時期には、仕事でも責任のある立場になり、毎日が残業続きで、なかなか早い時間に帰宅できない方もいるでしょう。仕事が忙しいため妊活に身が入らず、パートナーとのけんかが増える原因へもつながります。
男性の悩み③周囲に相談できる人が居ない
男性は周囲に相談できる人がいないことも多いのではないでしょうか。男性で妊活を行っている人は女性よりも少なく、同じような悩みを抱えている人が周りにいないかもしれません。ひとりで妊活を抱え込み、パートナー以外に相談できず悩んでしまいます。
共通の悩み①仕事・家事との両立が大変
妊活や不妊治療を始めると仕事や家事との両立に大変さを感じるでしょう。特に検査のため病院へ受診し始めると、仕事のスケジュールとの兼ね合いを考えなければいけません。休みが取りにくい職場だと休みをとるのも大変です。
不妊治療を受けるカップルは増加しているため、病院の待ち時間も長く負担に感じている方が多くなっています。
共通の悩み②親・親族のプレッシャーを感じてしまう
結婚をすると、親族で集まったときに「孫はまだ?」「孫の顔が早くみたい」「子どもは早くつくった方がいいよ」などと言われることも多いでしょう。
妊活をしていると、親や親族の何気ない一言にしんどさやつらさを感じてしまいます。
共通の悩み③経済的負担と効果が見合わずしんどい
妊活や不妊治療を始めても必ず妊娠するわけではありません。2022年4月より一部の不妊治療が保険適用となりましたが、妊活や不妊治療には多くのお金がかかります。
不妊治療がステップアップするほど、治療費用も高額になるため経済的負担と効果が見合わずしんどくなる方も多いようです。
妊活がしんどいときの対処法は?
妊活を経験している方の多くはしんどさやつらさを経験しています。周囲の人に相談できず、ひとりで悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
妊活がしんどいときの対処法を5つ紹介しますのでご参考ください。
しんどいときの対処法①まずはパートナーと話し合う
妊活はふたりで取り組むものです。「妊活についてどう思っているのか」「妊活しても妊娠しなかったとき、不妊治療をするのか」「不妊治療を何歳までするのか」など将来の方向性もふたりで決めなければいけません。
妊活だけでなく、今後についてパートナーと話し合いをしましょう。
しんどいときの対処法②自身の健康を第一に考え生活を見直す
妊活中は妊娠するために無理をしやすくなります。早く妊娠したいという思いが強く、自分の健康を軽く考えてしまいます。
自分の健康を崩してしまうと、妊活にも影響を与えるため、自分の健康を第一に考えるのもおすすめです。赤ちゃんが来るための準備期間と考え、自分自身の健康を考え生活を見直してみましょう。
しんどいときの対処法③医師やカウンセラーなどの専門家に相談する
夫婦だけまたはひとりだけで悩まず、妊活がしんどいときは医師や不妊専門のカウンセラーに相談してください。不妊や生殖にかかわる心理的困難を抱える方へ支援を行ってくれる専門のカウンセラーもいます。
相談支援を受けるときは、専門知識をもった人に相談することが大切です。
しんどいときの対処法④仕事や家事など、負担を減らす
妊活がしんどいときは仕事や家事などの負担を減らしてみましょう。しなければいけないことがたくさんあると、ストレスを感じ妊活に悪影響を与える可能性もあります。時短家電などを利用して自分の負担を減らすとストレス軽減につながるかもしれません。
しんどいときの対処法⑤別の妊活方法を試してみる
妊活には様々な方法があるため、別の妊活方法を試してみることもおすすめです。漢方などの東洋医学を試し、体の中から変化させると妊娠につながったという人もいます。ひとつの妊活方法だけでなく、専門家がすすめる妊活方法も色々試してみてください。
しかし、必ず効果がある妊活方法はないため、経済的な負担も考慮して中止する時期まで考えておくと良いでしょう。
妊活はパートナーとともに取り組むもの!
妊活はパートナーと一緒に取り組むものです。どちらか一方だけが頑張っても妊娠することは難しいでしょう。
妊活のしんどさやつらさをお互い相手へ伝え、解決方法を話し合ってみてください。妊活だけでなく、結婚生活ではパートナーと良い関係を保つということは大切です。
まとめ
妊活を始めてもなかなか妊娠できなかった人の多くは、「妊活がしんどい」「妊活がつらい」と感じており、悩んでいるのはあなただけではありません。
男性、女性それぞれに悩みも違うため、お互いに感じていることをしっかりと話し合い、ふたりで協力して妊活をすすめましょう。しんどいときの対処法を試しても、妊活がしんどいと感じるときは、早めに医療機関を受診することをおすすめします。